結果は……
2人掛けのちいさなソファを20年来使っています。
黒い革なので(愛着を持って)手入れをしないと
いけないのですが、恥ずかしながら殆どしていません。
分解できるのでバラバラにして
風にあてたり、隙間に掃除機をかけたりします。
大分前、雑誌か新聞でバナナの皮で革の汚れをとるとあって
えっ ラッキー すごくカンタン!
とやってみました。
あとは柔らかい乾いた布で丁寧にからぶきします。
風にあてたり、掃除機をかけたりすることは継続してやります。
結果は・・・・
ちょっとツヤが出たような気がしませんか?
しませんか?程度ですが・・・まあよしとして。
悪くもならないので、以後これにしています。
科学的な根拠はわからず。
日経新聞日曜版にのっていた、正統派革のソファの
手入れはこちら。
工房スタンリーズ(東京都目黒区)オーナー藤元恒夫さんによると
専用のクリームやスプレーで汚れが染み込まないようにするのが長持ちさせるための秘訣。
専用クリーナーをスポンジにつけてよく泡立て、やさしくこすると汚れが浮き出る。
そのうえからカラぶきして、さらに購入時にも塗ったプロテクトクリームを塗る。
掃除機で吸い取ると生地を傷めるおそれがある。
もっと詳しく紹介されているのですが、省略。
革の好きな人はすごく好きと思うので、愛情をもってこんな
手入れをしている人はいいなあと思いますが、
忙しい+無精+しんどい(すべていいわけ)で
なかなかできません。
当分バナナでいこうと思います。
しかし
長い間袖を通していない、たった1着の革のブレザーの手入れにバナナは・・・・
ちょっとできません。(えーーっ)
ライダースジャケットでビシっと。
いくつになっても憧れます。
(話はどんどんそれていく・・・)
赤間醸造(株)ではお醤油のもろみはすべて杉樽で発酵、熟成させています。
プラスチックやホーローと違って、手入れは簡単ではありません。
杉樽に産膜酵母を発生させないことが一番大事です。
毎日点検して、ミリ単位でとりのぞきます。
そのあと必要に応じてもろみに櫂入れ(よく、かきまぜるのですねと言われるのですが、かきまぜるともろみがねっとりしてしまうので、櫂棒をまっすぐつきさし、まっすぐ引き抜きます。)をします。
これもまた
産膜酵母を発生させない大事な手入れです。
夏場はひと樽櫂入れするだけで汗びっしょりの重労働です。
杉樽の管理・手入れはもろみに対する愛情がないと
なかなか大変な作業です。